
もしも、忍者が野球に出逢ったら!? トキワ荘のテラさんが放つ痛快忍術野球漫画、復刊! ※特別収録※ 「僕らはまさに寺子屋の生徒でした!」藤子不二雄(A)1万字インタビュー 【あらすじ】 甲賀忍者、十五代目猿飛佐助は師匠白雲斉の助言から、山をおりて様々な世界で忍術の修行を積むことを決意する。相棒の喋るオウム"ケチャップ”とともに東京を訪れた佐助は、伊賀忍者の末裔でありプロ野球ジャイアンツに所属する、霧隠才蔵とその姉の月子と出会い、人を倒す忍術よりも人を楽しませるスポーツに心を動かされる。 やがて、ジャイアンツに入団した佐助は初出場から大ホームランをかっ飛ばし、たちまち人気者になるのだった――。 【解説】 芳文社の月刊誌「野球少年」に昭和32年9月号から21回にわたり連載された本作は、数ある寺田作品の中では珍しいエンタテインメント性に重点を置いた作品だ。佐助をつけ狙う少年忍者地雷也、ライバル石川五右衛門との忍術対決など、ユーモアたっぷりに展開していく。だが、川上、長嶋、金田ら球界の大スターと主人公佐助が同じフィールドに立ち、真剣勝負を繰り広げる場面は、スポーツマンシップを大切にするテラさんの漫画観がしっかり反映されていて、大きな見所と言えるだろう。 さあ、緊張と緩和を併せ持つこの痛快作を心行くまで楽しもう! 作者は寺田ヒロオ。 出版社はパンローリング。 現在3巻まで刊行。 読者評価 3.44 / 5。