
ネガティブな人生をラクにするコツは、「当たり前の気持ち」を受け入れて、自分を認めること。 “ネガティブ思考クイーン"の漫画家・細川貂々が、精神科医で「対人関係療法」の第一人者・水島広子に会いに行く、等身大の成長物語。ネガティブな性格で生きづらい、自分を“ダメ人間"と思ってしまう、コミュニケーションのとり方がわからない、そもそも人づきあいがニガテ、ネガティブな人を引き寄せてしまう、人に振り回されることが多くて疲れる……etc。そんな人生をラクにするコツは、「当たり前の気持ち」を受け入れて、自分を認めること。そのヒケツは、対人関係の「ズレ」と「役割期待」にあり。対人関係が健康であれば心も健康であり、対人関係に自信があれば人生にも自信がもてる。生きづらさを克服するための対人関係入門書。*********大ベストセラー! 『うつヌケ』著者田中圭一さん推薦!! ありのままの自分受け入れ、心をふわっとさせるための、暖かい入門書でした*********著者より(細川貂々) 「自分を認める」ことが鍵なんじゃないかと思ってます。私は自分自身が嫌いだったので、ダイエットしてみたり、お化粧したり、好きな服を着たり、習い事に行ったり、ベストセラーを出してみたり、いわゆる「自分磨き」のようなことをしてみたんですけど、どんなことをしたって自分が世の中で大嫌いだという事実は変わりませんでした。何をしても「やっぱり自分はダメ人間」に戻って来てしまうのです。それで「こんな自分は必要としてくれる人なんか居ないから死んだ方がいい」という考え方につながります。簡単に「死んだ方がマシ」という思考になることは、20代の頃からずっとだったし、付け焼き刃的なことをしても修正が効かないんです。それで水島先生に出会って「今の自分を認めて受け入れなさい」と言われました。「それが出来ないと何も始まらない。自分で自分を温めてあげなくちゃ。そういうことを人間は出来るよ。」最初それを聞いた時に「無理」って思いました。こんなにダメ人間な自分を認めるなんて出来るわけがない、と。でも「自分をダメ人間」だと思ってしまう思考は気分変調性障害の症状じゃないかということを水島先生から聞いたんです。それで気分変調性障害の本を読んだら、そこに自分自身のことが書いてありました。今まで自分が生きて来た極端な思考や行動は気分変調性障害の症状そのものだと知ったんです(気分変調性障害は病気で治療しないと治りませんが、私は日常生活を普通に送れてきたので、病気と健康の中間地点に居たようです)。だったら自分は変われるのかも知れない、と思いました。それで「自分を認める練習」を始めました。最初はホントに辛かったんですけど、そのうち私にとって「それでいい」はお守りの言葉になりました。そのままの自分を認められるのって楽なんです。安心出来るんです。今は「自分を認める練習」を始めて9ヶ月になるんですけど、ようやく「こんな自分がいてもいいのかも」と思えるようになりました。生きにくくて辛い人は自分を認めることから始めてください。過去は変えられないけど、未来はいくらでも変えられる。未来をどうしたいかは、今を大事に生きることで変わって来ます。今の自分を認めて大事に思ってください。著者より(水島広子)対人関係療法の全体が、「人間なのだから仕方がない」「病気なのだから仕方がない」と、「今はこれでよい」という感覚をもたらすように行われるものです。そして、「今はこれでよい」と思えた人が(百パーセントそうは思えなくても、「もしかしたらそうなのかもしれない」と思えるだけで)内面に本来備わっている力をどれほど発揮できるようになるかを、臨床経験を通してたくさん見てきました。貂々さんとの対話が、幸いにも貂々さんに大きな影響を与えたように、対人関係療法の考え方を知ることは、自分らしく幸せに生きていくためのカギとなると思います。本書が、「今はこれでよい」と思えていない多くの方に癒しをもたらしますように、心から期待しています。*◆第1章【悩み編】ネガティブ思考でいいんです。てんてん、対人関係療法に出会う(悩み・1)ネガティブな性格で生きづらい! (悩み・2)ネガティブな自分がイヤなんです! (悩み・3)ネガティブな人って嫌われますよね?!(悩み・4)期待に応えられない自分を“ダメ人間"と思ってしまいます! (悩み・5)そもそも人づきあいがニガテなんです! (悩み・6)やっぱりコミュニケーションのとり方がわからない! (悩み・7)SNSや仕事づきあいでの接し方がわからない! (悩み・8)よく勘違いされます! 【水島広子の対人関係カウンセリング】対人関係療法って?人として当たり前の感情「それでいい。」と自分を認める反応の誘導は「束縛」という暴力怒っていい。言葉でちゃんと伝えるだけ周りを優秀でカンペキと思い込まない対人関係をチェックする(重要な他者)役割期待のズレがストレスを生む◆第2章【解決編】対人関係の大問題――「ズレ」と「役割期待」(ズレのパターン・1)間接的であいまいな言葉(ズレのパターン・2)言葉を使わないコミュニケーション(ズレのパターン・3)沈黙する(コミュニケーションの悪いクセ)自分を苦しめる勝手な思い込み(ズレをつくらないために)ズレをうめる共通理解(それでもズレてしまった時)ふたつの方法(役割期待)当たり前を確認するだけで器用になれる(大切な行動・1)言いわけの技術(大切な行動・2)ぐちの技術【水島広子の対人関係カウンセリング】「言葉」がコミュニケーションを成長させる役割期待への応え方◆第3章【成長編】ちょっとずつ変わっていける。振り返るとクセが見えてくるだいたいは許せる~日常生活の人間関係を振り返って妥協しよう自然のまま、ありのまま恵まれた出会いのなかで今、私がしてる練習【水島広子の対人関係カウンセリング】どんな人も頑張っている 作者は細川貂々 / 水島 広子。 出版社は創元社。 現在1巻まで刊行。 最新刊発売日は2017-06-22。 読者評価 3.32 / 5。