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近所の景色/無能の人(つげ義春)

近所の景色/無能の人の表紙

貧乏が切なく心地よい つげ義春が描く駄目人生 つげ義春の生活空間である多摩川周辺が舞台の作品を集めた「つげ義春コレクション」。 マンガ家として行き詰まった「私」は、中古カメラ業、古物業にも失敗し、多摩川で石屋を始める。売れないマンガ家の無為の日々を描いた連作“石屋シリーズ”『無能の人』など10篇を収録。解説:一条さゆり 【目次】 魚石 近所の景色 散歩の日々 ある無名作家 石を売る 無能の人 鳥師 探石行 カメラを売る 蒸発 解題:高野慎三 解説「食べさせてあげたい人」 一条さゆり ■著者のことば この全集は全作品を収録したものではなく、初期の貸本時代の作の大半は除いてある。全作をまとめるのは量的に難しいだけでなく、稚拙で未熟な過去を晒すのは気がすすまぬからである。が、旧作は目にする機会が少いとのことで一部をここに収めたが、粗末な作であるのは生活苦による乱作のためばかりではなく、マンガ全般のレベルが低かった時代でもあり、その点を酌量して戴ければ幸いである。後期の作に関しては弁解するところはない。 (1993年10月 つげ義春全集[全8巻・別巻1]内容見本より) 作者はつげ義春。 出版社は筑摩書房。 現在1巻まで刊行。 読者評価 3.20 / 5。