
完成した話としては、シリーズ最後となる作品です。舞台は、『かけた耳』と同じ南米のサン・テオドロス。タンタンとスノーウィは、友人たちを助けるため、罠とわかりながらも、サン・テオドロスにのりこみます。そこで待っていたのは、懐かしい面々です。そして、タンタンは思いがけず、革命の手伝いをすることになります。どのようにして革命をおこしたのでしょう。エルジェらしい、ユーモアあふれる「革命」に、思わず笑ってしまうことでしょう。 これまでの巻に出てきた人物たちが、敵も味方も次々にたくさん登場し、それぞれの強烈な個性で、物語をにぎやかに彩ります。舞台設定や物語にも、今まで同様風刺がきいていて、世界史に詳しい人は、ついにやりとしてしまうのではないでしょうか。 セリフも登場人物も盛りだくさん、シリーズの最後を飾るにふさわしい読み応えのある一冊です。 作者はエルジェ / 川口恵子。 出版社は福音館書店。 現在1巻まで刊行。 最新刊発売日は2007-11-30。 読者評価 3.59 / 5。