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てんびんの詩(竹本 幸之祐 / 大野 志信)

てんびんの詩の表紙

時は大正末期。滋賀県琵琶湖のほとりの五個荘町(現・東近江市)。大商家の長男・近藤大作は、優秀な成績で小学校を卒業した。祝いの言葉とともに父から贈られた包みの中身は、鍋の蓋だった。父は、明日からそれを行商して売ってこいと言う。売れなければ、たとえ長男であっても、店を継がせることはできないと。「なんで。なんで、こんなもん売るの? なんで」……それは、何不自由なく育ってきた13歳の少年に初めて与えられた試練だった。途方に暮れながらも、一人鍋蓋を売りに歩く大作。母親も、親戚も、知人も頼れない。足を棒にして歩いても、鍋蓋は売れぬまま、3か月が過ぎる。商いとは何か。家を継ぐとはどういうことなのか苦難の末、ようやく大作は、商人の、そして商いの魂を知った。涙の先に大作が見たものは……30年前に、映像作品として人々の胸を打ち、涙を誘った名作が、いま、漫画として、再びの感動をお届けします。 作者は竹本 幸之祐 / 大野 志信。 出版社はPHP研究所。 現在1巻まで刊行。 最新刊発売日は2019-06-28。 読者評価 3.10 / 5。