
ドイツで暮らす写真家、塁。同居人であるオスカーの提案で、突然の旅行が決まったある日。とある事件をきっかけに、二人は謎多き少年に出会う。「母親のもとに連れて行ってほしい」と言う少年。最初はまったく取り合わないオスカーだったが、少年の必死な様子に結局連れて行くことに。生意気な少年と、怒りっぽいオスカー、そしてお人好しの塁。見事に性格がバラバラの三人だったが、実は塁にも、オスカーにも、誰も知らない暗い過去があった。それぞれ「家族」に傷を抱えた、不器用な男たちを乗せて、一台のトラバントが走り出す――。ドイツを舞台に巻き起こる、切なくひたむきなヒューマンドラマ。 作者は座紀光倫。 出版社は幻冬舎。 現在3巻まで刊行。 最新刊発売日は2024-06-24。 読者評価 3.37 / 5。