時は昭和12年。江戸時代から120年続くせんべい屋に嫁いだナツは、家族とともに日々「急ぎでないもの」を売っていた。しかし、国の「急務」とされた戦争により、人々の暮らしは少しずつ奪われていき…。 『日本のヤバい女の子』のはらだ有彩による、静かで烈しい怒りを湛えた物語。 作者ははらだ有彩。