
きみの隣にいると、幸せが何かわかる気がした。 広島に住む平凡な高校生・黒川は、 いつもにこにこしているクラスメイトの白木に苦手意識をもっていた。 ある日の帰り道、黒川の目の前に血で汚れたYシャツを着た白木が現れる。 咄嗟に彼の手を引きその場から逃げ出した黒川は、 白木が生活のために身体を売り、客に怪我を負わせ逃げてきたことを知る。 「本当はしたくない」という白木の本音を聞き、 放っておくことができず「一緒に逃げよう」と彼を連れ出す黒川。 行き先も決めず飛び乗った電車、二人きりの逃避行は 「海が見たい」という白木のため海を目指すことに。 ただのクラスメイトだった黒川と白木は次第に心を通わせていくが、 その終わりはあっけなく訪れる。 つかの間の逃避行から数年後、横浜の中学校で教師として働く黒川は、 偶然立ち寄ったワインショップで白木と再会し――。 作者は有馬 嵐。 出版社はリイド社。 掲載誌はmimosa。 現在1巻まで刊行。 最新刊発売日は2023-01-10。 読者評価 3.69 / 5。