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怪獣王子(上)(園田光慶)

怪獣王子(上)の表紙

『エヴァンゲリヲン』など数々のアニメ作品をプロデュースされた キングレコード(株)常務取締役大月俊倫さんからの賛辞 父に買ってもらった最初で最後の怪獣図鑑が『怪獣王子』でした。駄菓子屋で戻らない20円のブーメランを買って田舎の空に飛ばしていました。 園田先生の『あかつき戦闘隊』は小学2年生のときに「少年サンデー夏の増刊号」で一気に読んでラストで号泣しました。あれから40年。『怪獣王子』のマンガが読める時代が来るなんて、生きてて良かった!! ――大月俊倫 【あらすじ】 伊吹博士一家を乗せた客船は太平洋を運行中、突如出現した火山島の噴火により沈没してしまう!伊吹は妻と双子の息子タケル、ミツルを連れ、船体から脱出を試みるがタケルだけが荒波に飲み込まれていくのだった――。10年後、今もなお噴火を繰り返す火山島近くに巨大隕石が墜落した。伊吹は調査の為、忌まわしい記憶が残る地を再び訪れるのだが、そこは絶滅したはずの恐竜と凶暴な怪獣が巣食う魔の島と化していた。迫りくる怪獣の猛威。絶体絶命の危機から調査団を救ったのは、雄たけびとともに首長竜に乗って現れた謎の少年だった! 【解説】 恐竜に育てられた野生児タケルが、相棒のブロントサウルス“ネッシー”とともに、地球侵略を企む遊星鳥人や手下の怪獣たちに立ち向かう物語を描いた『怪獣王子』は、『マグマ大使』を制作した東急エージェンシーが海外輸出を前提に企画し、うしおそうじ率いるピー・プロダクションの人材協力を得て撮影した特撮ドラマだ。 当時としては破格とも言える制作費を投入し、撮影開始から1年後の昭和42年10月から翌年3月までフジテレビ系列にて放映された。重厚なストーリー。ターザンを連想させるタケルの雄たけび。タケルの武器であるブーメランが少年たちの間で流行するなど、放映期間は決して長くなかったが、視聴者の記憶に残る作品であった。 本書はテレビ放映に先駆けて、昭和42年1月から「少年キング」で連載された漫画版を編んだ初の単行本である。描き手は、その大胆かつ華麗なアクション表現によって、劇画界に多大な影響を及ぼした園田光慶だ。ド迫力で展開される怪獣バトルは、テレビ版しか知らない方もきっと魅了されるに違いない。 作者は園田光慶。 出版社はパンローリング。 現在2巻まで刊行。 読者評価 3.54 / 5。