
「怪奇マンガ」といえば、読者を怖がらせることに重きを置いたマンガ、というのが一般的なイメージかと思われます。 それは正しい認識でありますが、作品の持つ魅力という点については、恐怖の度合いのみで語り尽くせるものではない、と僕は考えます。 「怪奇」という言葉は怪しく奇なるもの、そして人智によって解明されることがないものを指します。 それを考えると怪奇マンガは必ずしも読者を恐怖させることが最重要課題ではなく、現実世界にとらわれないでよいという点で作者の持ち味や遊び心も十分に活かされる、懐の深いジャンルなのではないかと思うのです。(「はじめに」より) 怖いと敬遠されがちな怪奇マンガの魅力を、好評を博した『昭和のヤバい漫画』の著者が紹介。 カバーには、怪奇マンガ界の鬼才・日野日出志先生のイラストを掲載! 怪奇マンガファンはもちろん、初心者も楽しめる一冊です。 作者はキクタヒロシ。 出版社は彩図社。 現在1巻まで刊行。 読者評価 2.95 / 5。