昭和23年。美術品泥棒の吉田虎之助はお宝を探して迷い込んだ山村で人形のように美しい少女・千越と出会う。彼女は村のために山の神の使いである白狼に嫁入りするという。それはつまり「生け贄」になるということ…。口封じのために捕らえられた虎之助、そして千越の運命は? 戦後ニッポンの文化、風俗そして愛情を散りばめた、せつなくもどかしい著者初の単行本。 作者は杉山小弥花。 出版社は秋田書店。 掲載誌はミステリーボニータ。 現在3巻まで刊行。 読者評価 3.72 / 5。